
システム手帳の大きさを考えるとき、まずは二次元方向を検討することになります。つまり、
- A5サイズ
- バイブルサイズ
- バイブルナローサイズ
- ミニ6
- マイクロ5
などのサイズ感です。このサイズについては、別の記事(システム手帳のリフィルのサイズ)に書いていますので、良かったらそちらも見てください。
一方、リング径も意識されますよね。リング径はシステム手帳の厚さに大きな影響を与えます。リング径が小さければ、はさめる紙の料が少ないですから、当然のように薄くなります。逆に、リング径が大きければ、紙を少なくはさんでも径の分、厚くなりますから。
では、どのくらいのリング径を選ぶのが良いのかという話が次に出てきます。が、これは使い方によって大きく左右されると言って良いですね。つまりは、自分がシステム手帳をどんな使い方で使うのかという、根本的な問いに答えないと決められないわけです(大げさ)。
リング径と収納枚数
レイメイ藤井さんのサイトも見てみてください。リング径と収納枚数の目安があります。
8mmから30mmまでのリング径の例がでています。
8mmだと60枚、30mmだと265枚になっています。
注意書きで、コピー用紙程度の厚さの紙を想定とのことですね。
結果、実際には紙の厚みが大きく影響してくるわけです。
一般的には、システム手帳リフィルの紙は、綴じ手帳の紙と同じように「薄め」のものが多いですね。
よく言えば、薄くて持ち運びに良い、悪く言うとペラペラで不安というところでしょうか。
薄いシステム手帳リフィルを選べば、その分、たくさんの枚数を収納できることになります。厚い紙ならその逆です。
が、ひとつ考慮しておいた方が良いことがあります。それは、紙の疲れです(笑)。
疲れという表現が良いかどうかということはありますが、要はめくったり、書いたりしているうちに紙がよれてきたり、角が折れてしまったりということが出てきます。これは、厚さ自体は変わらないものの、重ねると間に空気がたくさん入って、全体の厚さが変わってきます。
結果、上述の目安の枚数だけ入らないということも起きえるわけです。
そして、アクセサリ(インデックスや巻き込み防止リフィルなど)もはさむことを考えると、さらに枚数は減っていくかもしれません。
使い方を決め、試すしかない
ということで、実際には、ご自身でシステム手帳をどう使うのかをきちんと決め、試すしかないんですよね。
でも、システム手帳の良いところは、リングを開けてリフィルを取り出せるところですから、どんなリフィルをはさむかを試行錯誤できます。
使い方が決まったら、それを変えてはいけないというルールはシステム手帳にはありません。だから、試行錯誤しながら、自分に合った使い方を探していくことになります。それに応じて、リング径ももしかしたら変わってしまうかもしれません。
私の場合は、概ね3年程度でほぼ使い方が確定し、リング径はこのサイズだなというのが決まりました。私のHIRATAINDERは18mmのリング径です。この中で、リフィルが多少変更されて、毎日使っています。
でも、また変わるかもしれません。仕事が変わったり、管理したいことに変化が起こる可能性は往々にしてありますからね。
そうした変化に対応できるのがシステム手帳の良いところ。アナログ派の方にはぜひ、システム手帳も検討して欲しいです(笑)。