万年筆などの初心者の相談にも温かく応じるお店です
まず、お店の情報です。
店主:藤田様
住所:〒980-0802 仙台市青葉区二日町10-26ファヴール北四番丁2F
連絡先:Tel 022-397-9188
営業時間:平日11:00~19:00/土日祝日10:00~18:00/定休日 不定休/営業時間も変更の場合があります
では、インタビューです。
佐川(以下佐):おはようございます。今日はよろしくお願いします。まずは、お店の概要を教えてください。
藤田様(以下藤):おはようございます。わかりました。
弊店は万年筆を中心として、万年筆に使うインク・紙類の他、店主が気に入った文房具などを扱っております。初心者の方でも安心して万年筆を使い始められるよう、使い方からお手入れの仕方までを合わせてご説明できるようなお店を目指しています。
佐:なるほど。私も三度ほどお店に伺いましたが、いつ来ても「なんか店の中身が変わったな」と思うのは、店主さんのお気に入りが少しずつ変わったり、同じでも配置を変えてみたりと工夫されているんだろうなあと思っていました。
佐:最近の貴店のおすすめ品はなんですか。
藤:やはり万年筆屋ですので万年筆なんですが、Kawecoというドイツメーカーの『スポーツ万年筆』がおススメです。お手頃な価格のわりに5種類の字幅があり、カラフルなボディカラーとオプションが多彩なのが魅力です。
また、最近出た万年筆の中では、PILOTの『カスタムNS』もいいと思います。
金の価格が上がったため、いわゆる『金ペン』はかなり高くなってしまいましたが、この合金製のペン先は非常に書きやすいと思います。
佐:Kawecoは人気ありますよね。私はPILOTさんの万年筆を何本か持ってます。ただ、そのカスタムというシリーズは見たことがないので、今度見てみます。金の価格上昇でいろいろな産業で影響が出ていますけど、万年筆も先が金のものありますものね。
佐:お店にはどんなお客様がいらっしゃいますか。
藤:20代~60代と年齢層は幅広いですが、インクの種類が多いこともあって女性のお客様が8割くらいと多めです。
佐:文具、万年筆を好む人は年代が幅広いですね。私もインクの販売イベントなどに参加したりしますけど、女性が本当に多いですよね。文具業界は7割から8割が女性ユーザーなんじゃないかと思ったりします。売っているほうは私や藤田さんのようなおじさんがいるんですけどねぇ(笑)。
佐:あたぼうとの出会いはどんな感じでしたっけ?
藤:たしか弊店が開業する前後くらいに行った「ISOT」のブースで見たのが最初だったと思います。
佐:実は私も覚えています。ISOTにまだ弊社が出店していたころ、たぶん、2回目だったと思います。藤田さんが弊社のブースにいらっしゃって、「仙台で店を開くのだが、飾り原稿用紙を仕入れたい」とおっしゃってくださったんです。そのようにまっすぐにおっしゃってくださった方はぷんぷく堂さん以来だった気がするので(笑)、とてもうれしかったです。
藤:小さな店ですので、「本当にいいですか?」とか聞いたような気がします。
佐:そうなんですよ。でも、「こっちもひとりだから」って話して一緒に笑った気がします。
佐:その後、じゃばらんだを扱おうと思った理由は何ですか。
藤:一目惚れです。
佐:ありがたいことです。デザイナーのhoririum氏に伝えておきます。
ところで、一目惚れとはいえ、良いところはどこですかね。改善点もあれば、教えてください。
藤:ダイアリー関しては広範囲の期間を「通し」で見られること、月またぎの予定をページを変えずに見られることでしょうか。
それから、特にミニ6やM5などのリング径の小さな手帳でもかさばらずに使えるところだと思います。
一方、改善点については、万年筆を取り扱う弊店的には、やはりもう少しにじみや裏抜けの少ない紙だといいなぁと思うところですね。
佐:紙ですか。難しいところですね(-_-;)。今の紙が良いという方もいらっしゃって、なかなか難しいです(-_-;)。
お客様からの反応はどうでしょうか。
藤:おかげさまで毎年買いに来てくださる方がいらっしゃるということでしょうか。それから、エピソードという程ではないですが、初めてじゃばらんだのダイアリーをお探しの方は、なぜか5月の連休明けに来られる方が多いです。
佐:連休明けですか?ちょうど、今頃ですね(笑)。だって、年の1/4は過ぎちゃっていますよね。びっくりです。
佐:最後に、システム手帳について思うことがあれば、教えてください。
藤:気になるのは、システム手帳の不自由さです。大径になるとリングがとても邪魔だったりフラットに開かないモノが多かったりするところですね。
それから、表紙の裏側にカードホルダーなど余計な凹凸が多いのも気になります。
ペンホルダーももう少し安定してペンをホールドしたりペン自体を保護してくれるようなデザインのものが欲しいですね。
私自身が「いろいろ詰め込んだオールインワン型」より「単機能充実型」の文房具が好きなせいもあるかもしれません(^-^;
その方が色々売れますから(笑)。
佐:表紙のことは私もそう思うので、HIRATAINDERを作ったのですが、金具の入手の問題などがあって、作れなくなりました。零細企業には厳しい現実です。ま、在庫がある分だけは販売していますけど。
藤田さんがおっしゃる「オールインワン」より「単機能」というのは私も理解できます。自分でカスタマイズできますものね。
今後もじゃばらんだの継続的な販売、どうぞよろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。
藤:わかりました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
以上
万年筆を専門的に扱うお店は非常に専門的でありながら、同時に初心者をうまく引き込む必要もある難しいお店ですね。
じゃばらんだがそのきっかけを作れるなら嬉しいですが、おこがましいな(笑)。
今回は、ペンとインクと文房具の店 樂さんありがとうございました。
初版:2026/05/07