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じゃばらんだの利用法06:ToDoとの組合わせ

じゃばらんだの利用法第六弾は、ToDoと組合わせての使い方です。お仕事だけでなく、プロジェクトなどでも使えるかもです。

 

じゃばらんだ年次版は予定管理に

年次版のじゃばらんだは、特殊なことを考えずに予定管理をすると良いかなと思います。

 

じゃばらんだの一覧性を活用すれば、先の予定を見ながら、直前の予定などを調整できます。

 

が、それらの予定をこなすための事前作業や事後の報告書作成などについてまで、年次版に書くには少々エリアが狭すぎます。

 

なので、その部分をじゃばらんだの外側に出していくのはどうでしょうか。ということで、ToDo版のじゃばらんだを活用します。

ToDoには月の数字

じゃばらんだのToDo版には、月の数字が入っています。

 

また、画像を見るとわかりますが、縦線が入っておりまして、ここに日付や番号などを書いて、じゃばらんだの年次版と連携させるようにします。

 

たとえば、1月10日に向けたToDoがあれば、1と印刷されている面を使い、10を書き込んでやるべきことを記載しておきます。終わったら、チェックボックスにチェックしましょう(私なら塗りつぶします)。

注意点1:タスクの粒度

タスク管理の注意点そのものでもあるのですが、大事なのは「タスクの粒度」だと私は思います。

ToDo版じゃばらんだに書くタスクは、実行可能な「アクション」レベルまで細分化することが重要ではないでしょうか。

 

ToDo版じゃばらんだに「新企画の立ち上げ」のような大きなタスクをそのまま書いてしまうと、その日に何から手をつけていいか分からず、結局何も手がつかないという事態に陥りがちです。

 

じゃばらんだの予定表には「新企画の打ち合わせ」など、日時が決まっているマイルストーンを記入、一方、ToDoリストにはそのマイルストーンを達成するための具体的なタスク(例:「市場調査」「競合分析」「アイデア出し」)を書き出します。このとき、上述の実行可能なレベルまで作業を落とし込めていると一歩ずつ進みます。

 

場合によってはToDo版じゃばらんだに書き込むとき、作業をさらにブレイクダウンして構造化して記入しておくとより良いのでは?

 

注意点2:リンクに注意

次の注意点は、じゃばらんだ年次版とToDo版じゃばらんだの「リンク」です。

2つのじゃばらんだを行き来する手間をいかに減らし、ミスを減らすかが、継続の鍵になるように思います。

 

じゃばらんだに予定を記入し、それに対応するタスクをToDo版じゃばらんだに書き出すという作業は、思った以上に面倒に感じることがあるかもしれないです。

 

ToDo版じゃばらんだにちゃんと日付、または該当週番号を書き添える、またはじゃばらんだ年次版の予定の横にToDoリストのページ番号を書き添えるなど、相互に参照できるルールを確立できるといいですね。これにより、リンクが確立され、情報の断絶を防ぎ、スムーズに確認作業を行えるのではないでしょうか。なんだかハイパーリンクみたいです(笑)。

 

注意点3:未完了のタスクの扱い

未完了タスクの扱い、つまり「移行」をルール化しておかないと、ToDo版じゃばらんだがぐちゃぐちゃになりそうです。

計画通りにタスクが完了しないことはよくあります。その際のルールを決めておかないと、タスクが宙に浮いてしまうことになります。

 

ToDo版じゃばらんだに記入したタスクが未完了のままになると、月を跨いだりする可能性があります。すると、「このタスクはどこに移動させればいいのだろう?」と迷ってしまい、結局そのまま放置してしまうことがあるでしょう。

 

それを防止するため、未完了のタスクは、翌日以降のじゃばらんだの空きスペースに移動させるか、ToDo版じゃばらんだの翌月に改めて書き出すといったルールを設けましょう。この作業を定期的に、できれば月初めに行うことで、タスクの「迷子」を防ぐことができます。

 

が、私が思うに、じゃばらんだはToDo版も含めて一覧性が高いので、3カ月も4カ月も放置されるタスクはさすがに遠くなって見えなくなっていく可能性があるものの、1~2カ月ならじゃばら状に開いてみれば、どのタスクが終わっていないか、見渡せるので、頻繁な移行は必要なかったりもします。

 

じゃばらんだ年次版を単独で予定管理に使うのもいいですが、ToDo版じゃばらんだを組み合わせて使うことによって、日々のタスク管理まで発展できると私は思います。

 

なお、複数のプロジェクトなどでToDoが多岐にわたる場合は、ToDo版じゃばらんだを複数枚用意し(商品パッケージは3枚入りです)、それぞれにタスクを書き込んではどうでしょうか。

 

皆さんのじゃばらんだライフがより良くなりますよう願っております。