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システム手帳の穴の話

前回までの数回で、システム手帳のリフィルのサイズについて話してきました。

今回は、リフィルに開いているリング用の穴について情報共有したいと思います。

 

システム手帳のリフィルの穴はいくつ?

システム手帳のリフィルには通常、6穴が開いています。ミニ5穴だけは穴が5つで、またメーカー独自のリフィルだったりすると、7穴や8穴もあります。が、基本は、

 

6穴

 

です。

ちなみに、当社のスライド手帳は、左右にその穴があるので、合計12穴になっております。

 

では、続いて、穴のサイズなどについてです。

システム手帳のリフィルの穴のサイズは?

実はこの穴のサイズ、JISで規格が決まっています。

穴のサイズは、JIS Z 8303で、6±0.5mmと定められています。

 

といっても、実際には、多少大きかったり小さかったりするようです。

リフィルの用紙が小さくなれば、穴も小さくなる傾向にあります。つまり、A5サイズのリフィルの方が大きい穴になる傾向にあり、ミニ6穴などは穴のサイズが小さくなっているのです。

 

なお、先ほどのJISでは穴の位置や間隔についても定められています。

それは次のセクションで。

システム手帳リフィルの穴の位置と間隔

システム手帳の穴の間隔は、19mmと先のJISで定められています。

なので、A5サイズのリフィルでも、バイブルサイズのリフィルでも、ミニ6穴のリフィルでもすべて、間隔は19mmなのです。

 

何が違うかというと、それぞれの三穴ずつの二つのグループに分かれるとき、そのグループ間の距離が違うのです。

 

A5の場合は、グループの間隔が70mm、

バイブルの場合は、51mm、

ミニ6穴では、19mm

です。

これはつまり、うまくやれば、バイブルサイズのバインダーにミニ6穴のリフィルが入り、A5サイズのバインダーにバイブルサイズのリフィルが入るということを示しています。角の部分が多少邪魔になるので、実際にはスッキリ入らないのですが、緊急的に入れることは可能ということです。

 

次回は、システム手帳のリング径について情報共有します。

 次回は、閑暇休題。ちょっと気軽に書いてみます。